合同会社ドッグハウス翔

古代ローマ時代から愛されてきた犬種【ボロニーズ】を知る


ヨーロッパ各地の貴族から寵愛されていた歴史ある犬種ボロニーズは、
素直で優しい性格と愛玩犬らしい愛らしさを兼ね揃えた魅力溢れる犬種です。
ただ、日本ではあまり見かけることがない珍しい犬種でもあります。
ここでは、そんなボロニーズの歴史から基本的な飼い方までまとめてご紹介します。

最初に知っておきたいボロニーズのこと


ビション系の犬が祖先と言われているボロニーズ
(英語表記:Bichon Bolognese(ビション・ボロニーズ))
古代ローマ時代から絵画にも描かれていたほどの人気を誇り、
多くの貴族に寵愛されていた素直で愛情深い性格をした愛玩犬です。
ここでは、最初に知っておきたいボロニーズの歴史や特徴を紹介していきます。

ボロニーズの歴史


古代ローマ時代から愛玩犬として知られていたボロニーズは、
ハバニーズ・マルチーズなどの血統が祖先と言われ、
ルネサンス期には多くの貴族に寵愛され数々の絵画にも描かれてきました。
また、なんと紀元前の文献にも登場します。
1980年代後半になると、その人気はイギリスやアメリカにも渡り、
数々のドッグショーなどでも見かけらるようになりました。
しかし、トイ・プードルやビション・フリーゼの人気におされ、
現在ではイタリア以外では飼育数が少なく日本でも非常に珍しい犬種として知られています。
ちなみに、ボローニャ地方で人気があったことから、
【ボロニーズ】という名がついたそうです。

ボロニーズの特徴


穏やかで愛情深いボロニーズは、飼い主や家族のことが大好きです。
飼い主対して忠実な一面を持つため、
学習能力が高くしつけもしやすい犬種と言われています。
また、ボロニーズは、低アレルゲンの犬種としても知られているため、
軽い犬アレルギーであれば一緒に暮らすことができるとも言われています。
(アレルギーの症状には差がありますので、ご注意ください)

体型、体質


ボロニーズの平均体型は以下の通りです。
オス:体高 27cm~30cm 体重 2.5kg~4kg
メス:体高 25cm~28cm 体重 2.5kg~4kg
オスの方が若干大きいですが、
あくまで平均なので実際には体型の差がほとんどありません。
小型犬の中では小さく、愛玩犬らしいスリムな体質をしています。
見た目はマルチーズに似ていますが、
ボロニーズの方が体格が少し大きめです。

毛色、被毛、抜け毛


全身ふわっとしたやわらかい長毛で覆われており、
ボロニーズの毛色は、ホワイトの1種類のみで、斑もホワイトシェードもありません。
毛色はピュアホワイトのみ認められており、斑やホワイトシェードも全く存在しません。
しかし、子犬の時期には耳や体にシャンパンカラーの模様があり、
そのシャンパンカラーの模様が成長するとともに
ピュアホワイトのシャギーコートとして変化していきます。
子犬期にはシャンパンカラーの模様があるコもいます。
見た目が似ている犬種としてビションフリーゼがいますが、
ビションフリーゼはダブルコートで、毛の密度が濃い点が違いとして挙げられます。
ボロニーズは抜け毛が少ないシングルコートなので、
夏の暑さにも比較的耐えることができます。

寿命、かかりやすい病気


ボロニーズの平均寿命は、一般的な小型犬と同様13~15歳程です。
ただし、あくまで平均寿命になるので、個体差はあります。
そのため、たくさんの愛情とストレスのない環境で飼育をし、
健康寿命を延ばしてあげましょう。
そんなボロニーズですが、
基本的に健康な犬種と言われているので犬種特有の遺伝疾患などはありません。
ただし、涙やけには注意する必要があるので、
定期的に目の周りはキレイに拭いてあげて清潔を保つようにしましょう。
また、シニア期になると、心臓・腎臓・関節などの機能が衰えてきます。
そのため、シニア期を迎えたら定期的に健康診断を行い
病気の早期発見・早期治療に努めましょう。

ボロニーズの性格


理想の愛玩犬といっても良いほど、
飼い主や家族に従順で愛情深いボロニーズ、一体どんな性格をしているのでしょうか。
ここでは、ボロニーズの魅力あふれる性格を紹介していきます。

素直で落ち着いた性格


ボロニーズは、素直で優しく、人との触れ合いを好み甘えることが大好きな犬種です。
小型犬というと、臆病で警戒心が強く、噛んだり吠えるといったことがありますが、
ボロニーズはそのようなことがあまりないと言われています。
物静かで大人しく、優雅な犬種なのです。

愛情深く飼い主にも従順


愛情深いボロニーズは、心を開いた飼い主や家族にはとても従順に接します。
一方、見知らぬ人に対しては、少し臆病な面を見せることがありますが、
打ち解けるのは早いので、
大きな心配はしなくても良いでしょう。
ボロニーズは、
日本のペットショップで販売されていることはまずないと言って良いほど希少です。
そのため、お家にお迎えする際は、ブリーダーのもとで購入する必要があります。
最近では、ペットは購入するものではなく
里親でお家にお迎えするという考えの方も増えてきましたが、
希少ゆえにそれも難しいかもしれません。
また、ボロニーズの販売価格は、30万~円程とされていることが多いです。
珍しく人気も高いので、順番待ちの可能性もあります。
ただし、犬を飼うのが初めての方でもとても飼いやすい犬種ですし、
理想の愛玩犬なので、家族の最良のパートナーとなってくれることは間違いないでしょう。
ここでは、そんなボロニーズの育て方について紹介していきます。

環境


激しい運動が必要な犬種ではないので、室内飼育が可能です。
ただし、フローリングは足腰に負担がかかりやすいので、
滑りにくいワックスをかけて負担を軽減させるか、
マットなどを敷いてあげるなどの工夫をすることをおすすめします。
暑さには比較的強い犬種ではありますが、夏はエアコンを常時使用し、
快適に過ごせる空間を作ってあげましょう。
反対に、冬の寒さを苦手とするので、冬は暖を取れる場所を作ってあげましょう。

運動


ボロニーズは、毎日のしっかりとした運動やスポーツが必要な犬種ではありませんが、
気分転換や社会性の育成としても1日に20~30分程度の散歩に出掛けるといいでしょう。
飼い主との触れ合いを大切にしている犬種なので、おもちゃで一緒に遊ぶなど、
室内でのコミュニケーションも大切にしましょう。

しつけ


人が大好きで従順な性格をしているため、
基本的にしつけはしやすい犬種と言えます。
また、褒めらえることに大きな喜びを感じるので、
しつけが成功したらたくさん褒めてあげましょう。ただ、
少し臆病な一面を持っているため、
大きな声は出さずしつけが失敗しても怒らないで優しく接してあげましょう。

ケア


フワフワな被毛は、もつれて毛玉になりやすいです。
そのため、被毛のブラッシングは毎日行ってあげましょう。
また、目や口周りが汚れやすいので、こまめに拭いて清潔を保ちましょう。
ボロニーズは、
トイ・プードルやビション・フリーゼのように様々なスタイルが楽しめる犬種なので、
定期的にトリミングサロンでカットとシャンプーをしてもらうことをおすすめします。
ボロニーズと過ごす幸せな時間パッと見ただけだと、
マルチーズやビション・フリーゼのようにも見えるボロニーズですが、
独特のフワフワの被毛や、愛らしい性格はボロニーズの魅力と言えます。
暮らしている方は少ないですが、
最近ではブログで多くの飼育者の情報を得ることができる時代です。
実際に、ボロニーズも、ブログで人気の桃ちゃん・太郎ちゃん
(桃太郎ちゃんと呼ばれています)が活躍しており、
桃太郎ちゃんをきっかけにボロニーズをお家にお迎えした人も多いそうです。
利口で愛らしく甘えん坊さんなボロニーズ、
気になった方は一度ブログ等を見てみてはいかがでしょうか。
きっと、ボロニーズの虜になってしまうでしょう。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。